劇団「振り込め詐欺」集団
振り込め詐欺が蔓延し始めた当初、犯行手口はいたってシンプルでした。
犯人がひとりで電話を掛け、あたかもその息子になりすましているだけのものが多かったのです。
ところが最近は、巧妙にシナリオが組まれているものが多くなってきました。
例えば、息子や孫役が「事故起したから示談金が必要」といえば、電話口には
その被害者役、警察官役そして弁護士役などが登場し、時には、臨場感を増すため
背景に効果音が入っているなど、大人数で演じる劇団型振り込め詐欺が増えているのです。
さらには、その被害者の息子や孫役の名前や職業なども話の中に入れ、
あたかも現実かのように信じ込ませるのです。
現代は各種名簿の流出などで、住所や電話番号から世帯主がわかってしまったり、
自分の家族の名前や居住地・職業まで調べられたりするようです。
振り込め詐欺犯人の狙いは、加害者になってしまったと思わせてパニックに陥らせ、
「大丈夫、金銭で解決できる」と、口座に振り込ませることなのです。
何事も冷静に落ち着いて話しを聞きましょうね。
そうすれば必ず、おかしな点や矛盾点に気付くはずです。